近畿地方の天候

2018年秋(2018年9月~2018年11月)

******* 天候概況 *******

「近畿地方の秋は、9月は記録的な日照不足・かなりの多雨となり、10月以降は一転し、多照・少雨となった」

9月は、秋雨前線が本州付近に停滞しやすかった影響で曇りや雨の日が多く、4日は台風第21号、30日は第24号が近畿地方に上陸した影響で、大荒れの天気となった所がありました。

10月は、上旬は台風第25号や前線の影響で太平洋側で大雨となった日があり、中旬は気圧の谷や寒気の影響で日本海側で大雨となった日がありました。期間を通しては高気圧に覆われやすかったため、晴れた日が多くなりました。

11月は、天気は数日の周期で変わりましたが、上旬は気圧の谷の影響、下旬は気圧の谷や寒気の影響で、大雨となった所がありました。

また、11月22日は、一時的に冬型の気圧配置となって北寄りの風が強まり、近畿地方に「木枯らし1号」が吹きました。

近畿地方:気温は平年並、降水量は多く、日照時間は少なくなりました。

日本海側:気温は平年並、降水量は多く、日照時間は少なくなりました。

太平洋側:気温は平年並、降水量は多く、日照時間は少なくなりました。

2018年秋の気温・降水量・日照時間の分布図