近畿地方の天候

2020年7月

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******* 天候概況 *******

「近畿地方の7月は、記録的な寡照、顕著な多雨。」

期間を通して、梅雨前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多くなりました。前線の活動が活発となって広い範囲で大雨となった日があり、荒れた天気となった所もありました。

近畿地方の7月の日照時間は平年比46%で、1946年の統計開始以来、少ない方から第1位となりました。降水量は平年比248%で、1946年の統計開始以来、多い方から第2位となりました。

なお、近畿地方では31日ごろに梅雨明けしたと見られます。平年より10日遅く、昨年より7日遅くなりました(速報値)。

近畿地方:気温は低く、降水量はかなり多く、日照時間はかなり少なくなりました。

日本海側:気温は低く、降水量はかなり多く、日照時間はかなり少なくなりました。

太平洋側:気温は低く、降水量はかなり多く、日照時間はかなり少なくなりました。

上旬:

活動が活発な梅雨前線が西日本付近に停滞しやすかった影響で曇りや雨の日が多く、広い範囲で大雨となり、荒れた天気となった所もありました。

近畿地方の7月上旬の日照時間は平年比33%で、1961年の統計開始以来、少ない方から第3位となりました。

近畿地方:気温は平年並、降水量はかなり多く、日照時間はかなり少なくなりました。

日本海側:気温は平年並、降水量はかなり多く、日照時間はかなり少なくなりました。

太平洋側:気温は平年並、降水量はかなり多く、日照時間はかなり少なくなりました。

中旬:

梅雨前線が西日本付近に停滞しやすかった影響で曇りや雨の日が多く、期間の中頃にかけては大雨や荒れた天気となった所がありました。

近畿地方:気温は低く、降水量は多く、日照時間は少なくなりました。

日本海側:気温は低く、降水量は平年並、日照時間は平年並となりました。

太平洋側:気温は低く、降水量は多く、日照時間は少なくなりました。

下旬:

梅雨前線が本州付近に停滞しやすかった影響で曇りや雨の日が多く、太平洋側を中心に大雨となり、荒れた天気となった所がありました。

近畿地方の7月下旬の降水量は平年比339%で、1961年の統計開始以来、多い方から第1位となりました。日照時間は平年比44%で、1961年の統計開始以来、少ない方から第2位となりました。

近畿地方:気温は低く、降水量はかなり多く、日照時間はかなり少なくなりました。

日本海側:気温は低く、降水量はかなり多く、日照時間はかなり少なくなりました。

太平洋側:気温は低く、降水量はかなり多く、日照時間はかなり少なくなりました。

2020年7月の気温・降水量・日照時間の分布図