近畿地方の天候

2021年夏(2021年6月~2021年8月)

******* 天候概況 *******

「近畿地方の夏は、かなりの多雨。」

6月は、上旬は、天気は数日の周期で変わりました。中旬から下旬は、梅雨前線や上空の寒気の影響で曇りや雨の日が多くなりました。
 7月は、期間の前半は、梅雨前線や低気圧、上空の寒気の影響で曇りや雨の日が多く、大雨や荒れた天気となった所がありました。後半は、高気圧に覆われて晴れた日が多くなりました。
 8月は、期間のはじめと終わりは晴れた日がありましたが、中旬から下旬のはじめにかけては、本州付近に停滞した前線の活動が活発となった影響で、広い範囲で記録的な大雨となり、土砂災害等の被害が発生しました。中旬の平均気温が低い方から第1位、降水量が多い方から第1位、日照時間が少ない方から第1位となり、記録的な低温・多雨・寡照となりました。

近畿地方:気温は平年並、降水量はかなり多く、日照時間は平年並となりました。

日本海側:気温は平年並、降水量はかなり多く、日照時間は少なくなりました。

太平洋側:気温は平年並、降水量は多く、日照時間は少なくなりました。

2021年夏の気温・降水量・日照時間の分布図