近畿地方の天候

2022年6月

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******* 天候概況 *******

「近畿地方の6月は、顕著な高温、かなりの少雨、多照。」

高気圧に覆われて晴れた日が多くなりました。低気圧や前線、湿った空気の影響を受ける時期があり、太平洋側を中心に大雨や荒れた天気となった日がありましたが、まとまった降水とならなかった所が多くなりました。
 晴れた日が多く、下旬を中心に暖かい空気が流れ込みやすかったため、気温はかなり高く、日照時間はかなり多くなりました。近畿地方の6月の平均気温は平年差+1.1℃で、1946年の統計開始以来、高い方から第3位となりました。
 近畿地方は6月14日ごろに梅雨入りしたとみられます。平年(6月6日ごろ)より8日遅く、昨年(6月12日ごろ)より2日遅くなりました(速報値)。
 また、近畿地方は6月28日ごろに梅雨明けしたとみられます。平年(7月19日ごろ)より21日早く、昨年(7月17日ごろ)より19日早く、1951年の統計開始以降、最も早くなりました(速報値)。

近畿地方:気温はかなり高く、降水量はかなり少なく、日照時間はかなり多くなりました。

日本海側:気温はかなり高く、降水量は少なく、日照時間はかなり多くなりました。

太平洋側:気温はかなり高く、降水量は少なく、日照時間はかなり多くなりました。

上旬:

期間のはじめと終わりは高気圧に覆われて晴れた日が多くなりましたが、中頃は低気圧や前線の影響で雲が広がりやすく雨の降った日がありました。5日から6日にかけては、西日本付近を通過した低気圧の影響で大雨となり、荒れた天気となった所がありました。

近畿地方:気温は平年並、降水量は平年並、日照時間は多くなりました。

日本海側:気温は低く、降水量は多く、日照時間は多くなりました。

太平洋側:気温は平年並、降水量は平年並、日照時間はかなり多くなりました。

中旬:

低気圧や前線、湿った空気の影響で曇りの日が多く雨の降った日がありましたが、日本海側を中心にまとまった降水とはなりませんでした。14日は、本州南岸を東進した低気圧の影響で、太平洋側では大雨となった所がありました。

近畿地方:気温は平年並、降水量は少なく、日照時間は少なくなりました。

日本海側:気温は平年並、降水量はかなり少なく、日照時間は平年並となりました。

太平洋側:気温は平年並、降水量は少なく、日照時間は少なくなりました。

下旬:

高気圧に覆われて晴れた日が多くなりました。低気圧や前線、湿った空気の影響で大雨や荒れた天気となった所がありましたが、まとまった降水とならなかった所が多くなりました。
 晴れた日が多く、暖かい空気が流れ込みやすかったため、近畿地方の6月下旬の平均気温は平年差+3.5℃とかなり高く、1946年の統計開始以来、高い方から第2位となりました。また、日照時間は平年比199%とかなり多く、1961年の統計開始以来、多い方から第2位となりました。

近畿地方:気温はかなり高く、降水量は少なく、日照時間はかなり多くなりました。

日本海側:気温はかなり高く、降水量は少なく、日照時間はかなり多くなりました。

太平洋側:気温はかなり高く、降水量は少なく、日照時間はかなり多くなりました。


※月や旬の平年差(比)については、過去の地域平均気象データ検索をご覧ください。