近畿地方の天候

2022年春(2022年3月~2022年5月)

******* 天候概況 *******

「近畿地方の春は、顕著な高温。日本海側ではかなりの少雨。」

3月は、上旬から中旬にかけては、高気圧に覆われて晴れた日が多くなりました。下旬は、天気は数日の周期で変わりました。中旬から下旬にかけては、日本付近を通過した低気圧の影響で、太平洋側を中心に大雨や荒れた天気となった所がありました。
 4月は、上旬は高気圧に覆われて晴れた日が多くなりました。中旬から下旬にかけて天気は数日の周期で変わりました。下旬を中心に、低気圧や前線と湿った空気の影響で雨が降り、大雨や荒れた天気となった日がありました。
 5月は、高気圧に覆われて晴れた日が多くなりました。中旬は前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多くなりました。中旬から下旬にかけては低気圧や前線の影響により大雨となった日もありました。
 近畿地方の春の平均気温は、3月から4月にかけて、寒気の影響を受けにくく、暖かい空気が流れ込みやすかったため、平年差+1.2℃とかなり高く、1946年の統計開始以来、高い方から第3位となりました。
 また、日本海側では、5月を中心にまとまった降水とはならず、春の降水量はかなり少なくなりました。

近畿地方:気温はかなり高く、降水量は平年並、日照時間は多くなりました。

日本海側:気温は高く、降水量はかなり少なく、日照時間は多くなりました。

太平洋側:気温はかなり高く、降水量は平年並、日照時間は多くなりました。


※季節平均の平年差(比)については、過去の地域平均気象データ検索をご覧ください。