業務概要

気象観測業務

  • 地上気象業務
    佐賀地方気象台では、地上の気圧、気温、湿度、風向・風速、天気、降水量、日照時間等の気象要素及び気象現象(霧、雷など)について観測を実施しています。
  • 生物季節観測
    植物の状態が季節によって変化する現象を観測する生物季節観測を実施しています。
  • 地域気象観測システム
    佐賀県には、7か所のアメダス(地域気象観測システム)観測所が設置されており、自動的・即時的にデータの収集を行っています。(令和6年6月10日現在)

予報業務

  • 予報・警報など
    佐賀地方気象台では、佐賀県を対象に天気予報、週間天気予報及び沿岸の海域の波浪予報等のほか、天気の変化に応じて各種の注意報や警報及び情報を発表しています。
  • 土砂災害警戒情報
    佐賀県と共同して、大雨により土砂災害の発生する危険度が高くなった市町を対象に土砂災害警戒情報を発表しています。
  • 指定河川洪水予報
    洪水のおそれがあると認められるときに、六角川水系及び松浦川水系は武雄河川事務所、嘉瀬川は佐賀河川事務所と共同して、指定河川洪水予報を発表しています。
  • 火災気象通報
    消防法の規定に基づき気象状況が火災の予防上危険であると判断したとき、その状況を佐賀県知事に通報しています。

地震・津波業務

佐賀県内に設置した気象庁の津波地震早期検知網観測局、津波観測計、震度計および地方公共団体の保有する震度計の震度データは、気象庁が発表する津波警報・注意報、津波情報、地震情報などの基礎データとして利用されています。 また、佐賀地方気象台では、気象庁が発表する津波警報・注意報、津波情報、地震情報を関係防災機関に伝達し、これらに関する解説を行っています。


海洋(潮汐)業務

太良町に太良町大浦野崎津波観測点を設置し、潮位の変動を常時観測しています。


防災・広報業務

佐賀県や市町が開催する防災会議や水防会議、防災訓練等に参加し、災害の防止・軽減のために防災機関との連携の強化・拡充に努めています。 また、各種気象資料の閲覧や気象証明及び照会に対応しているほか、気象業務についての解説や講演等を実施し気象知識の普及・啓発を図っています。