日本時間1月15日13時頃、トンガ諸島付近のフンガ・トンガ-フンガ・ハアパイ火山で大規模噴火が発生しました。 気象衛星ひまわりの観測からは、噴火により生じた噴煙が急激な勢いで広がっていく様子(上画像)や、噴火に伴う気圧波が伝播する様子(下画像)がわかります。
この噴火によって観測された潮位変化は、地震に伴う津波の到達予想時刻より数時間早く到達するなど、通常の津波とは異なる性質のものでした。
参考: フンガ・トンガ-フンガ・ハアパイ火山の噴火により発生した潮位変化に関する報告書
噴煙が広がる様子
2022年1月15日12時~15日21時(JST)
トゥルーカラー再現画像(日中)、赤外画像(夜間)
[mp4形式:2.7MB]
気圧波が伝播する様子
2022年1月15日12時~16日3時(JST)
水蒸気画像を時間差分処理した画像
[mp4形式:23.5MB]