下関地方気象台長からのメッセージ

桜の満開と時を同じくして新しい年度が始まりました。

令和3年度を振り返ってみると、7月には梅雨前線の影響で、8月には台風第9号や季節外れの前線の影響で大雨が降り、小規模な土砂災害や道路の冠水などの被害が発生しましたが、 幸いなことに山口県内では人命が失われるような重大な災害には至りませんでした。

令和4年度も穏やかな1年であることを願ってやみませんが、地球温暖化が進行し、雨の降り方が激しさを増す今日、山口県でもいつ大きな災害が発生してもおかしくありません。

そのような時に命を守る最も確実な方法は安全な場所に避難することですが、人はどうしても自分だけは大丈夫と考えて、避難をためらったり、遅れたりしがちです。

気象台では日々雨の降り方などの実況を監視し、正確に予測することによってこの先いつどこが危険な場所になるのか一目でわかる情報(愛称:キキクル)をホームページで提供しています。


    キキクル


またマスコミを通じて広く防災気象情報をお知らせするとともに、住民に対して避難指示を発令する市や町の防災行動を強力に支援してまいります。

自らの命、家族や大切な人の命を守るため、気象台が発表する防災気象情報に耳を傾け、市や町が発令する避難指示に従って早めに避難するようお願いします。

みなさまからの信頼・信用を得られるよう我々気象台職員は日々研鑽に努め、予測情報の精度向上を図ってまいります。

下関地方気象台長 櫻井敬三