下関地方気象台長からのメッセージ

 いつも下関地方気象台のホームページをご利用いただきありがとうございます。


 令和3年4月1日付で台長を拝命いたしました櫻井敬三(さくらいけいぞう)と申します。私、生まれも育ちもここ下関で、大学入学のため故郷を離れてから三十数年ぶりに戻ってまいりました。 今回、故郷山口県の気象防災を預かる立場となり、その重責に身の引き締まる思いとともに大きなやりがいも感じているところです。職員ともども、どうぞよろしくお願いいたします。


 さて、地球温暖化の影響もあって、近年、大雨や洪水の被害が拡大しています。令和2年7月豪雨では球磨川・筑後川・江の川等が氾濫し、全国各地で土砂災害も多数発生して 多くの尊い人命が失われました。西日本を中心に記録的な大雨が降った平成30年7月豪雨、暴風の影響で千葉県に大規模な停電を引き起こした令和元年房総半島台風、 東日本や東北地方で大雨による河川の氾濫や土砂災害等が相次いだ令和元年東日本台風等、これまでに経験したことのないような大雨や暴風が毎年のように発生しています。 我々の暮らす山口県においてもいつこのような災害に襲われても不思議ではありません。


 これらの風水害から身を守るためには安全な場所に避難することが重要です。避難勧告・避難指示がお住いの市町村から発令された場合には迅速な避難をお願いするとともに、 避難が必要かどうか自ら判断するための材料を下関地方気象台ホームページでは提供しています。 「危険度分布」(愛称「キキクル」)は大雨による土砂災害・洪水・浸水といった災害発生の危険度の高まりを5段階に色分けして地図上に示したものです。 利用者がいる場所の災害の危険度を確認し、自主的な避難の判断にご活用ください。


    https://www.jma.go.jp/bosai/risk/#elements:flood/zoom:9/lat:34.149318/lon:131.638184/colordepth:normal


 なお、本ホームページは令和3年2月24日にリニューアルし、コンテンツの充実と表示の改善を図りました。 これによって山口市や下関市といった利用者がお住まいの市町に発表されている警報・注意報、天気予報や雨雲の動きなどの防災気象情報を一つのページで 見やすく確認できるようになりました。また30種類以上の防災気象情報の中から必要な情報を自由に選択して利用者独自のページを作成することも可能になりました。 自然災害が激甚化する今日、自らや大切な人の命を守るためにこれらの防災気象情報をご活用いただければ幸いに存じます。

下関地方気象台長 櫻井敬三