台長ご挨拶

メッセージ

静岡地方気象台長 北田 繁樹(きただ しげき)

 静岡地方気象台のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。静岡地方気象台長の北田(北海道旭川市出身)です。
 静岡県は本州中部太平洋沿岸に位置し、起伏に富んだ地形で、富士山をはじめとする山や川に恵まれ、温泉やビーチなども含め多数の観光名所があります。
 一方で、そうした地勢故に大雨、地震、津波、火山などによる災害が発生しやすい地でもあります。
 過去の災害では、1958年9月の狩野川台風や1974年7月の七夕豪雨による水害が有名ですが、近年では一昨年(2021年)7月に活発な梅雨前線による記録的な大雨で、熱海市においては甚大な土砂災害が、昨年(2022年)9月には台風第15号による記録的な大雨で、西部・中部を中心に人的被害や住家等被害が生じるなど、毎年のように気象災害に見舞われています。
 このような災害から命を守るためには、日ごろからハザードマップや避難経路、キキクルなどの防災情報を確認しておき、いざというときにすぐに活用できるようにするとともに、適切な避難行動がとれるようにすることが重要です。
 気象台では、災害の発生するおそれが高まったとき、また、発生したときなどに、適時・適切な防災情報を提供し、住民のみなさまの行動に役に立つ情報発信に努めてまいります。
 みなさまには是非、静岡地方気象台のホームページを日頃からご覧いただけますようよろしくお願い申し上げます。

令和5年4月17日