関東・東海地方の潮干狩りについて  |  東京管区気象台

関東・東海地方の潮干狩りについてまとめましたのでご利用ください。

なお、毎年3月初め頃に発表していた「関東・東海地方の潮干狩りのしおり」は平成31年より廃止いたしました。

楽しく潮干狩りをするために

  • 潮干狩りに出かける際には、地元の気象台が発表する気象情報をご確認ください。また、気象の変化にも気を配り、あたりが暗くなったり、黒い雲が近づいてきた場合などには、落雷や強風、高波などの危険から身を守るため、速やかに避難してください。
  • 「強い揺れ、または弱くても長い時間ゆっくりとした揺れを感じたとき」「大津波警報や津波警報が発表されたとき」「避難の呼びかけがあったとき」などは、ただちに高台や避難ビルなど安全な場所に避難してください。また、「津波注意報が発表されたとき」は、ただちに海から上がって海岸から離れてください。
  • 特に、気温が高く日差しの強い7月から8月にかけては、日々の気温の観測や予報、気象情報の発表等をご参照のうえ熱中症に充分ご注意下さい。また、この時期は太陽からの紫外線も強く、海辺では海面からの反射も加わりますので紫外線にもご注意下さい。
  • 海岸には貝類の採取が禁止されている区域があります。地元の漁協などで確認をおねがいします。また、潮干狩り場は営業期間が決められている場合がありますので、地元の自治体や観光協会などに確認してください。

気象警報・注意報紫外線情報も参照してください。


どのような日・時間帯が潮干狩りに適しているの?

潮位の高さは、地球の自転や月の満ち欠け(朔望)などに影響されて変動しています。

下の左図は、東京の潮位の予測値(毎時潮位グラフ)の例ですが、このように1日の中では、潮位が高いとき(満潮)、低いとき(干潮)があります。

また下の右図は、東京の潮位の予測値(毎時潮位グラフ)の例ですが、このように1年の中でも、満潮と干潮の潮位の差が大きいとき(大潮)、小さいとき(小潮)があります。

潮位が低くなる日・時間帯には、潮干狩りに適した浜が現れる可能性があります。

※注:潮位が低ければ必ず潮干狩りができるというわけではありません。

ある年の東京の潮位表1

ある年の東京における潮位の予測値(毎時潮位グラフ)の例1

ある年の東京の潮位表2

ある年の東京における潮位の予測値(毎時潮位グラフ)の例2

気象庁ホームページ「潮位表」

各地の予測値(関東・伊豆地方東海地方)各地の予測潮位(天文潮位)を見ることができます

気象庁ホームページ「各地の実況」

各地の昨日・今日の潮位実況と明日の予測潮位(天文潮位)を見ることができます

気象庁ホームページ「潮干狩りのしおり」

用語などの解説資料