栃木県内には「那須岳」、「日光白根山」、「高原山」、「男体山」という4つの活火山があります。
全国には111の活火山(令和元年6月現在)があり、気象庁ではこのうち51火山(令和6年8月現在)については、他機関(大学等研究機関や自治体・防災機関等)の協力を得ながら、
地震計、GNSS、傾斜計、空振計、遠望カメラなどにより、常時観測火山として24時間体制で活動状態を監視しています。
那須岳と日光白根山も24時間体制で監視を行う常時観測火山です。
栃木県内の火山
栃木県内の活火山
栃木県内の活火山の解説(気象庁ホームページ)
気象庁が発表する火山に関する情報や用語の解説(気象庁ホームページ)
噴火警戒レベル
噴火警戒レベルは、火山活動の状況に応じて「警戒が必要な範囲」と防災機関や住民等の「とるべき防災対応」を5段階に区分して発表する指標です。
火山活動が活発になると噴火警戒レベルが運用されている火山では、火山防災協議会で合意された避難開始時期・避難対象地域の設定に基づいて、気象庁により「警戒が必要な範囲」「噴火警戒レベル」を付して噴火警報・予報が発表されます。
噴火警報・予報の発表を受けた火山周辺自治体では、火山災害に対応する避難計画に基づいて立ち入り禁止や避難等の防災活動が行われます。
過去の火山活動(那須岳・日光白根版山)
火山への登山のしおり
火山への登山は、突発的な噴火が起こるかもしれないこと、山の天気は変わりやすいことなどから、危険と隣り合わせです。
このしおりには、県内の活火山である那須岳と日光白根山へ登山する際の火山情報や気象情報の入手方法などが記載されています。
登山の際に八つ折にして携行できるように構成されています。
印刷用原稿をダウンロードし、A4用紙で両面印刷してご活用ください。