気象台では、季節の遅れ進みや、気候の違い、変化など総合的な気象状況の推移を知るための観測を行っています。 このうち、植物の状態が季節によって変化する現象を生物季節現象といい、その観測を「生物季節観測」といいます。 さくらなどの花が開花した日(開花日)、満開になった日(満開日)、かえでなどの木々が紅葉(黄葉)した日(紅葉日・黄葉日)、落葉した日(落葉日)など、6種目9現象を対象として観測しています。
平年値は、観測種目における1991年から2020年までの観測日の平均値です。また、観測種目において観測開始から最も早い観測日を「最早日」、最も遅い観測日を「最晩日」といいます。