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とちぎの雷

 栃木県は日本でも有数の雷の多い県です。
 北部が1000~2000m級の山岳部となっており、南東方向に山の斜面が開いているため、日射を強く受けます。
 さらに夏季は南よりの風が吹きやすいため、強い上昇気流がおこり雷が発生します。
 宇都宮の年間の雷日数は24.8日で、関東地方では一番多くなっています。
 暖候期(4月~9月)に限ってみると、宇都宮の雷日数の平年値は22.6日で、全国で一番多くなっています。

雷のしくみ

 入道雲のように上へ上へと大きくなっていく雲の中では、上昇気流が発生しています。
 上昇気流が強くなると、雲の中の氷の粒が激しく摩擦しあい上の方ではプラスの電気、下の方ではマイナスの電気がたまりはじめます。雲が大きくなるにつれて電気も強くなり、ついには雲の下の方にたまったマイナスの電気が地上のプラスの電気を目指して飛んでいきます。
 この時とても大きな電流が一度に流れるため、激しい稲光と大きな音を出します。これが落雷です。
 雷のエネルギーは、季節や雲の大きさによって異なりますが、およそ5万アンペアにもなります。これは60ワットの電球をざっと8万個あまり灯せるだけのエネルギーを一瞬のうちに放出します。

   

雷から身を守る方法

 雷が近くにきたら、安全な建物に避難することが大切です。
 近くに建物がある場合は、できるだけ姿勢を低くして、そこへ避難してください。
 もし周囲に建物などがない場合は、次の方法が比較的安全と言われています。

 ①大きな立木の根本から5~10m位の範囲で枝から2m以上離れ、低い姿勢をとります。
   ただし、立木の根本に立つのは危険です。
 ②ゴルフ、登山などで逃げ込む場所がない場合は、窪み等がある場所に身を伏せます。

 なお、雨が小降りになったからといって、すぐにその場を離れるのも危険です。
 雷鳴が完全に聞こえなくなるまで、身を守ることが大切です。