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山形地方気象台長メッセージ

 

震度6弱を観測した地震と気象台の対応
【令和元年6月27日更新】

  令和元年6月18日に山形県沖で発生した地震において、県内では、鶴岡市で震度6弱、酒田市、三川町、大蔵村で震度5弱の震度など、県内各地で震度3以上の揺れを観測しました。
  今回の地震では鶴岡市などで負傷された方がおられるほか住宅の損壊などの被害が出ました。
  被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

  山形県で震度6弱以上の震度を観測したのは今回の地震が初めてで、震度5強以上の震度を観測したのは平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震以来となります。
  これまで、東北地方の太平洋側の地域と比べると山形県は“比較的地震の少ない地域”という印象を持っていましたが、地震はどこでも起こり得ること、ひとたび発生すれば大きな被害となり得る現実を目の前に突き付けられた思いです。“忘れたころにやってくる”天災に対しても万全の備えと冷静な判断・迅速な対応が重要であることを改めて感じています。

  今回の地震において気象庁として地震情報や津波情報をリアルタイムで提供しているほか、山形地方気象台としては、山形県と鶴岡市の災害対策本部に「気象庁防災対応支援チーム (JETT)」を派遣し、地震、津波、応急復旧等に関係する気象予測の解説を行いました。
  また、大きな震度を観測した地域に「気象庁 機動調査班(JMA-MOT)」を派遣し、被害の状況の調査や観測施設の緊急点検を実施しました。
  さらに、被災地の早期の復旧支援、被災者支援のため、震度5弱以上の震度となった鶴岡市、酒田市、三川町、大蔵村を対象とした「気象支援資料」の提供を開始しました。

  今後も関係機関と連携して早期の復旧を支援する取組を進めてまいります。

  (復旧事業担当者及び被災者向け「気象支援資料」は以下のurlからご利用いただけます)
   https://www.data.jma.go.jp/yoho/data/jishin/sien_yamagata.html


県民の皆さまへ
【平成31年4月 1日】

  山形県は、蔵王や月山などに代表される山々、山々をぬって流れる最上川などの流域に広がった盆地や日本海に接する庄内平野など変化に富んだ地勢が形成されています。
  古から、最上川などの流域には米やベニバナなどの優良な農地が育まれ、河口は北前船の寄港地として栄えるなど、自然が形作った地勢は地域の繁栄に大きく寄与してきたものと思います。
  今日においても、米、サクランボ、ブドウなどの農産物や豊富な水資源、四季折々に彩を変える景色や温泉などの観光資源、私たちは自然から多くの恵みを享受しています。

  こうした自然は、私たちに豊かな暮らしを提供してくれる一方で、風水害や火山噴火、地震、津波など、災害のリスクを抱えていることも忘れてはなりません。

  私ども気象台は、自然災害から県民の皆さんの命を守り、地域産業の振興に貢献できるよう、的確に防災情報を発信するとともに、関係機関や県民の皆さんと協力して地域における防災力の更なる強化を支援してまいります。

  私は、気象台長として、県民の皆様の安全で豊かな暮らしを守ることを旨として、地域の目線で取組みを推進してまいります。
  気象台の取組みにご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

平成31年4月1日                  

山形地方気象台長 吉田 薫

 


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