夏から秋にかけては高い潮位に注意 -高潮による浸水・冠水のおそれ-

    例年、夏から秋にかけては、海水の熱膨張などの影響により、潮位が高くなります。この時期の大潮(満月と新月の前後数日)の期間は、一年のうちでも満潮の潮位が特に高くなります。

    このため、台風や低気圧の接近による高潮や副振動、異常潮位などによって更に潮位が高くなった場合、海岸や河口付近の低地では浸水や冠水の被害が発生するおそれがありますので注意してください。

    気象庁では潮位の変動を常に監視しており、高潮などによって浸水や冠水の被害が発生するおそれがある場合には、地元の気象台等が高潮特別警報・警報・注意報や潮位情報を発表して注意や警戒を呼びかけます。


イメージ図

冬~春と夏~秋での潮位の比較


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