沿革「日本最初の気象観測所」

函館地方気象台の前身である「函館気候測量所」は日本で最初に気象観測をはじめた観測所で、明治5年(1872年)から観測を開始しています。

ここでは気象台や海洋気象観測船の歴史を紹介します。


函館地方気象台の生い立ち(日本で最初の気象観測所)

函館地方気象台のあゆみ(沿革)

海洋気象観測船の歴史

函館地方気象台のあゆみ(沿革)


  • 明治 5年(1872年) 8月26日:開拓使が「函館気候測量所」を創立(函館区船場町9番地)
  • 明治12年(1879年) 6月 6日:庁舎移転(函館区高砂町19番地)
  • 明治15年(1882年) 2月 8日:廃使置県に際し「函館測候所」と改称
  • 明治19年(1886年) 1月26日:「北海道庁立函館測候所」と改称
  • 明治21年(1888年) 7月 1日:「函館一等測候所」と改称
  • 大正 2年(1913年) 5月 6日:庁舎焼失により仮庁舎移転(函館区海岸町埋立地)
  • 大正 5年(1916年)10月27日:新築庁舎に移転(函館区海岸町埋立地無番地)
  • 大正 7年(1918年) 6月20日:測候所の階級が廃止、「函館測候所」と改称
  • 大正12年(1923年)10月15日:鉄道拡張工事のため庁舎新築(函館区海岸町官用地)
  • 昭和14年(1939年) 1月11日:国営に移管、「中央気象台函館測候所」と改称
  • 昭和15年(1940年) 9月 2日:庁舎新築移転(亀田郡亀田村赤川通181番地-現在地-)
  • 昭和17年(1942年) 8月25日:「函館海洋気象台」と改称
  • 昭和24年(1949年)10月 1日:海洋気象観測船「夕汐丸」(142トン)配属
  • 昭和27年(1952年) 6月 1日:「予報課分室」開設(函館市東浜町日冷ビル)
  • 昭和34年(1959年)12月 7日:予報課分室庁舎新築移転(函館市船場町19番地-現在の豊川町-)
  • 昭和36年(1961年)10月 1日:「函館空港分室」開設(銭亀沢村字高松485)
  • 昭和37年(1962年) 7月 1日:函館気象レーダー(函館山)観測業務開始
  • 昭和38年(1963年) 3月15日:海洋気象観測船「高風丸」(346トン)配属
  • 昭和42年(1967年) 7月15日:函館空港分室を「函館空港出張所」に改称
  • 昭和49年(1974年) 4月11日:「奥尻空港出張所」を開設
  • 昭和51年(1976年) 3月 5日:予報課分室を本台(函館市赤川通)に統合
  • 昭和63年(1988年) 7月25日:海洋気象観測船「高風丸(Ⅱ世)」(487トン)配属
  • 平成 4年(1992年) 7月23日:函館海洋気象台庁舎立替(函館市美原3丁目4番4号)
  • 平成 4年(1992年)10月 1日:函館気象レーダーを横津岳に移設
  • 平成11年(1999年) 3月 1日:奥尻空港出張所を廃止、「奥尻航空気象観測所」を設置
  • 平成22年(2010年) 3月31日:函館海洋気象台での海洋気象観測終了、海洋気象観測船「高風丸」廃止
  • 平成25年(2013年) 10月1日:「函館地方気象台」と改称