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地上気象観測
地上気象観測とは

皆さんが、「今朝の最低気温は?」とか、「何月何日の天気は?」などを気象台に問い合わせることがあると思いますが、そのような気象資料の元になっているのが地上気象観測です。
水戸地方気象台では、気温、湿度、気圧、降水量、風向・風速、日照時間や視程(見通せる距離)、雲の状態などの気象観測を行っています。
視程や雲の状態などは、職員が実際に目で観て観測(水戸地方気象台では1日4回 3時・9時・15時・21時)しますが、気温、湿度、気圧、降水量、風向・風速、日照時間などについては、温度計、気圧計、雨量計、風向風速計、日照計などにより構成される地上気象観測装置を用いて自動的に観測しています。

観測した結果は、毎日定められた時刻に日本国内や世界に発信しています。(定時通報観測)

全国の気象台や測候所などでも、年中無休で各気象要素の観測を行っており、 世界各国が定められた時間に統一された通報形式により観測値を報じることにより、テレビや新聞でおなじみの地上天気図ができあがります。

また、長年の気象の変化を調べるために、毎日「地上気象観測原簿」を作成し、観測結果をまとめています。

機械で観測する気象要素


気温、湿度、気圧、降水量、風向・風速、日照時間、積雪の深さの観測は、電気式温度計、電気式湿度計、電気式気圧計、風車型風向風速計、転倒ます型雨量計、日照計、光電式積雪計などにより構成される「地上気象観測装置」で観測しています。
気象観測用の測器は、「露場(ろじょう)」と呼ばれる広い芝生に設置され、リアルタイムの観測を行っています。

 露場
人間が観測する気象要素

職員が実際に目で観て観測する気象要素は、天気、雲量(うんりょう)、雲の種類、視程(してい)、降雪量などです。空や遠くがよく見える屋上などで観測します。
■雲の観測

目視により全雲量、雲形別の雲量、雲形などを観測します。

・全雲量

雲量とは、雲に覆われた部分の全天空に対する見かけ上の割合です。
雲量は0から10までの整数で表します。

・雲形別の雲量

雲形別の雲量は、ある雲形の雲だけで占める部分の天空に占める割合をいい、雲の高さが低いものから高いものへ順に観測します。
雲は部分的に重なっていることが多いので、一般に雲形別の雲量の合計と全雲量は一致しません。

・雲形

雲は地上からの高さによりおおむね上層、中層、下層の雲にわけられます。
上層雲 3類、中層雲 3類、下層雲 4類の10類に分類して観測します。

  屋上で雲の観測をする観測者

■大気現象

大気現象は、「大気水象」、「大気じん象」、「大気光象」、「大気電気象」に大別されます。

・大気水象

水滴または氷粒が大気中を落下したり、浮遊したり、地表から風によって吹き上げられたり、あるいは地面または地物に付着している現象です。 (雨、みぞれ、雪、ひょう、霧、霜など)

・大気じん象

水滴または氷粒をほとんど含まない主として個体の粒が、大気中に浮遊していたり、地面から風によって吹き上げられたりしている現象です。 (煙霧、黄砂、砂じんなど)

・大気光象

太陽または月の光の反射、屈折、回折、干渉によって生じる光学現象です。 (虹、彩雲など)

・大気電気象

大気中の電気現象のうち、目視または聴音により、観測される現象です。 雷がこれにあたります。


■視程

水平方向でどの程度見通しがきくかという距離のことです。方向によって見える距離が違う場合は、最小(最短)の距離を観測します。大気の安定度を表す一つの目安にもなります。


■天気と雲量

雨、雪や霧などの大気現象がなければ、雲量から晴・曇の判断をします。

天気と雲量の関係
雲量 0 ~ 1 2 ~ 8 9 ~ 10
天気 快晴

※雲量が9以上であっても、見かけ上の最多雲量が上層雲の場合を「薄曇(うすぐもり)」といいます。


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