函館検潮所

わが国では沿岸地域に産業施設や住宅地が多く存在するため、津波や高潮などによる災害によって多くの人命や財産が失われてきました。
このような災害の防止・軽減を図るため、気象庁では全国およそ70か所に検潮所を設け、潮位(ちょうい;海面の高さ)を常時観測しています。 函館検潮所も、そのうちの1か所です。検潮所で観測されたデータは、防災のために重要な役割を果たしています。また、航海、港湾工事、漁業、調査研究資料など 広く利用されています。
さらに、長期にわたり潮位の観測を継続することによって、地球温暖化に伴う海面水位の上昇を監視しています。

このページでは、函館検潮所と、函館地方気象台が行っている潮汐業務について紹介します。

北海道南西沖地震の被害(奥尻島)

  • 潮汐の知識の解説

  • 潮汐の仕組み


    高潮の解説


    副振動の解説


    異常潮位の解説


    波浪効果による潮位上昇(wave Setup)の解説


    世界の過去および将来の海面水位変化

    検潮所の観測対象である、日常的な潮汐や高潮、および、地球温暖化による海面水位上昇について解説します。


    潮位観測の仕組み

    検潮所における観測のしくみを紹介します。


    上記リンク先では主に潮汐に関する知識を掲載しています。潮位表や観測統計情報を入手される方は海洋の情報「潮位に関する資料」 をご覧ください。