台長からのメッセージ

鹿児島地方気象台長

鹿児島地方気象台のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。


令和8年4月1日より鹿児島地方気象台長となりました相澤幸治(あいざわこうじ)と申します。

どうぞよろしくお願いいたします。


鹿児島県は、桜島や世界自然遺産の島々などに代表される雄大な自然と、温泉・食・歴史文化がそろった、日本屈指の魅力あふれる地域です。その一方で、過去、線状降水帯や台風などによる大雨で、いくたびも土砂崩れや河川のはん濫による災害に見舞われたほか、火山の噴火、地震、津波などによる災害も数多く発生してきました。

昨年も、前線や台風などの大雨による災害が発生したほか、トカラ列島近海で活発な地震活動が起こり、また、霧島山・新燃岳が7年ぶりに噴火しました。


気象台の使命は、この鹿児島県において、災害を防止・軽減すること、交通安全を確保すること、社会経済活動へ貢献することの3点です。わからないことの多い自然に対して謙虚さを忘れず、使命を果たすため努めてまいります。


さて、4月に入り暖かく過ごしやすい季節となりましたが、大雨の季節も近づいてまいりました。


特に近年は、以前に比べて雨の降り方が激しくなってきており、これまで稀にしか起こらなかったような非常に顕著な現象が毎年のように発生しています。

自然災害のリスクから身を守るためには、日頃からハザードマップなどで身の回りの危険な場所を確認しておき、いざという時には、危険な場所には絶対に近づかない、危険な場所から早めに離れることが非常に重要です。


気象庁では、令和8年5月下旬(予定)より、新たな防災気象情報の運用を開始します。シンプルでわかりやすい防災気象情報として、河川はん濫、大雨、土砂災害、高潮に関する情報等を、避難情報の5段階の警戒レベルに対応させ、避難の判断をしやすくなるようにします。


【新たな防災気象情報 3つのポイント】

〇情報の名前に「レベル」をつけて発表します。

〇河川のはん濫についての特別警報を新設します。

〇避難に一番関わるレベル4の情報は、「危険警報」という名前で発表します。


詳しくは<新たな防災気象情報の特設ページ>をご覧ください。


【避難のタイミングはレベルで判断】

自治体から警戒レベル4避難指示や警戒レベル3高齢者等避難が発令された際には速やかに避難行動をとってください。

また、避難指示等が発令されていなくても、警戒レベル4や警戒レベル3に相当する防災気象情報が発表された際には、キキクルや河川の水位情報等を用いて自ら避難の判断をしていただくようお願いします。

避難にあたっては、あらかじめ指定された避難場所へ向かうことにこだわらず、川や崖から少しでも離れた、近くの頑丈な建物の上層階に避難するなど、自らの判断でその時点で最善の安全確保行動をとることが重要です。


大雨の季節になる前に、是非、皆様ご自身と、皆様にとって大切な方を守るため、新たな防災気象情報についてご理解を頂けますよう、よろしくお願いいたします。


令和8年4月 鹿児島地方気象台長 相澤幸治



市町村訪問の履歴

 各市町村を訪問し、地域における防災力向上の取り組みの説明や、災害をもたらすような大雨時等にその危機感を伝えるための連絡手段の確認を行うなど、首長との懇談を通して自治体と気象台との連携を強化する取り組みを行っています。