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  • 知っておこう!津波から身を守るために


     こんにちは、鹿児島地方気象台長の瀧下です。

     「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」の発生から12年が経ちました。毎年3月11日が近づくと多くのメディアが当時を振り返り、津波の怖さや津波から身を守るための特集が組まれています。その報道を見て当時の状況を思い出し、改めて津波の恐ろしさを感じる方が多いのではないでしょうか。
     
     鹿児島県内でも大きな被害が想定されている「南海トラフ地震」は概ね100~150年間隔で繰り返し発生しており、前回の大地震発生から70年以上が経過した現在では、次の南海トラフ地震発生の切迫性が高まっています。鹿児島県の想定によると南海トラフで最大クラスの地震が発生した場合、鹿児島県の太平洋沿岸に最大で10mを超える津波が到達するおそれがあります。
     
     文部科学省と防災科学技術研究所は、令和6年度を目途に南海トラフ地震の想定震源域である高知県沖から日向灘の海域に南海トラフ海底地震津波観測網の整備を進めています。気象庁は、これらの観測データを活用してより早く地震波や津波を検知し緊急地震速報や津波情報提供の高精度化・迅速化を目指しています。
     
     津波から身を守るためには、日ごろからの備えが重要です。下記リンク先の津波への備えや避難の方法を参考にして、その時に備えてください。
     
     津波のおそれがある時は、津波注意報・警報がテレビやラジオ、携帯電話、サイレンなど様々な手段で伝達されます。さらに、海水浴場などでは「津波フラッグ」という旗を人が振ることで視覚的伝達も行われるようになってきました。海水浴場や海岸付近で津波注意報・警報を見聞きしたり、津波フラッグを見かけたら、速やかにより高い場所へ避難してください。

     津波フラッグ

    津波フラッグ

     
    参考資料
    気象庁ホームページ 津波から身を守るために
    気象庁リーフレット 津波防災
    気象庁リーフレット 南海トラフ地震 -その時の備え-
    気象庁ホームページ 津波フラッグ

    (2023年3月9日掲載)

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