関西航空地方気象台
ホーム 航空機の運航と気象 業務紹介 WEATHER REPORT リンク集 サイトマップ ご案内
ホーム > 業務紹介 > 飛行場警報(航空気象予報業務)

 飛行場警報

 飛行場警報は、駐機中の航空機を含む地上の航空機並びに飛行場の施設及び業務に悪影響を及ぼすおそれのある気象状態が予想される場合に発表し警戒を呼びかけます。
 飛行場警報は、英文と和文で発表します。
 発表時刻は協定世界時(UTC)で表します。 協定世界時の時刻に+9時間すると日本時間になります。
 関西航空地方気象台では、担当する次の9空港を対象に下表の基準に基づき、強風、暴風、台風、大雨、大雪、高潮についての飛行場警報を発表しています。
        関西国際空港 大阪国際空港 美保飛行場 出雲空港 岡山空港 広島空港 高松空港 松山空港 高知空港

飛行場警報の種類と基準 (令和元年12月1日現在)
種類 基準
 飛行場強風警報
 (AERODROME GALE WARNING)
 10分間平均風速34ノット以上48ノット未満の風速が予想される場合。
 飛行場暴風警報
 (AERODROME STORM WARNING)
 10分間平均風速48ノット以上の風速が予想される場合。
 ただし、熱帯低気圧により10分間平均64ノット以上の風速が予想される場合を除く。
 飛行場台風警報
 (AERODROME TYPHOON WARNING)
 熱帯低気圧により10分間平均64ノット以上の風速が予想される場合。
 飛行場大雨警報
 (AERODROME HEAVY RAIN WARNING)
 大雨によって重大な災害が起こるおそれがあると予想される場合。
 空港ごとの具体的な基準は下表のとおり。
 飛行場大雪警報
 (AERODROME HEAVY SNOW WARNING)
 大雪によって重大な災害が起こるおそれがあると予想される場合。
 空港ごとの具体的な基準は下表のとおり。
 飛行場高潮警報
 (AERODROME HIGH TIDE WARNING)
 高潮によって重大な災害が起こるおそれがあると予想される場合。
 空港ごとの具体的な基準は下表のとおり。

飛行場大雨警報・飛行場大雪警報・飛行場高潮警報の具体的な基準 (令和元年12月1日現在)
発表対象空港 飛行場大雨警報基準 飛行場大雪警報基準 飛行場高潮警報基準
関西国際空港  1時間雨量50ミリ以上  12時間降雪の深さ3センチ以上  潮位2.2メートル以上(東京湾平均海面上)
大阪国際空港  1時間雨量50ミリ以上  12時間降雪の深さ5センチ以上  対象外
美保飛行場  1時間雨量50ミリ以上  12時間降雪の深さ15センチ以上  潮位1.4メートル以上(東京湾平均海面上)
出雲空港  1時間雨量50ミリ以上  12時間降雪の深さ10センチ以上  対象外
岡山空港  1時間雨量40ミリ以上、3時間雨量70ミリ以上
 又は24時間雨量150ミリ以上
 12時間降雪の深さ5センチ以上  対象外
広島空港  1時間雨量40ミリ以上、3時間雨量70ミリ以上
 又は24時間雨量150ミリ以上
 12時間降雪の深さ8センチ以上  対象外
高松空港  1時間雨量40ミリ以上、3時間雨量70ミリ以上
 又は24時間雨量150ミリ以上
 12時間降雪の深さ4センチ以上  対象外
松山空港  1時間雨量40ミリ以上  12時間降雪の深さ5センチ以上  潮位2.7メートル以上(東京湾平均海面上)
高知空港  1時間雨量70ミリ以上又は24時間雨量300ミリ以上  12時間降雪の深さ5センチ以上  対象外

飛行場警報の発表例
英文 和文
飛行場警報 英文 飛行場警報 和文