阪神・淡路大震災のきろく

令和5年1月17日で、阪神・淡路大震災から28年です。

このサイトでは、神戸地方気象台に残されている当時の記録を掲載しています。

阪神・淡路大震災の甚大な被害を振り返り、今後の地震に適切に備えましょう。

 

このサイトに掲載の写真は、当時の神戸海洋気象台内の地震直後の様子ですが、

神戸地方気象台のある神戸防災合同庁舎1階では、2月28日までの期間、特設コーナーを設け、

神戸市内の被災時の様子や現地調査の写真を多数展示しています。こちらもぜひご覧ください。

神戸海洋気象台(現・神戸地方気象台)の様子

・5時46分、兵庫県南部地震発生。

・地震発生と同時に商用停電。数秒後、自家発動発電機により電源復旧。

・予報課現業室天井の空調用パイプ破損により漏水発生。

・ディスプレイが落下する等の混乱した状況の中、作動する機器で業務を継続。

 

測風塔

測風塔。根元部分に亀裂。

第一庁舎天体ドーム

第一庁舎天体ドーム。全体が右側にズレ。

第一庁舎ひび割れ

第一庁舎ひび割れ。

第一庁舎

第一庁舎全体。窓枠部分から複数の亀裂、破損が見える。

露場百葉箱

露場百葉箱西傾。背後は西方(長田区方面)の火災による煙。

機械室外階段

機械室外階段、手すりが全体的に建物側に傾倒。

台長室

第三庁舎一階台長室。

測風塔

測風塔とりこわし。

露場

露場南東隅石垣のひび割れ。

風と日照計感部撤去

風と日照計感部撤去。

第三庁舎一階総務課事務室

第三庁舎一階総務課事務室。

測候課現業室内

測候課現業室内。

測風塔とりこわし

測風塔とりこわし。

二階通路

第一庁舎から第二庁舎への二階通路。

予報現業

予報現業。空調パイプ折損。検定室からの水漏れひどくゴミ袋で防水。

第一庁舎一階

第一庁舎一階。測候課物置。室内で本棚が倒れ、扉の開放に時間を要した。

第一庁舎二階

第一庁舎二階。第一書庫。

予報課事務室

予報課事務室。

第二庁舎二階の南北通路

第二庁舎二階の南北通路。展示品の机が西側に倒れ、散乱。

詳細不明

 

現業室

現業室。記録器のガラスが衝撃で破損。

恒温槽

恒温槽が移動したため給排水パイプ破損。

検定室

第二庁舎二階の検定室。水道パイプが外れ、水浸し。

会議室

第二庁舎三階会議室。

書庫

書庫。天井固定の柱が折れたり傾いたりしている。

書庫2

書庫。

待機室

待機室。ものが散乱。

 

 

気象台から見た街の様子

気象台から南西

気象台から南西方向、長田区方面を望む。

気象台から東

気象台から東方面、灘区東灘区を望む。

気象台から西

気象台から西方向、兵庫区方面を望む。火の手確認。