岡山県の地震活動

岡山県とその周辺の断層

岡山県とその周辺には、左図に示したように主に3つの活断層があります。 他県に比べると、県内にある活断層が少ないため、地震の被害が少ないと 言われることがあります。

しかし、実際には、周辺にある活断層などの地震により、県内でも強い揺れを観測する例が度々起こっています。

地震の強い揺れにより直接的な被害を生じるだけでなく、地盤が緩んで土砂災害が起こりやすくなったり、地盤沈下が起これば高潮の被害に遭う危険性が高まったりします。

また、発生の切迫性が高まってきている「南海トラフ地震」の発生によっても、強い揺れや津波による被害、干拓・埋め立て地を中心とした「液状化現象」などによる大きな被害も予測されています。 大きな被害をもたらすような地震が突然発生してもできるだけ被害を軽減できるよう、日頃から災害に対する備えをしっかり整えておくことが大切です。