地上気象観測所

概要

 気象台、測候所、特別地域気象観測所などを総称して地上気象観測所といいます。 地上気象観測所は日本の全国各地に約150か所ほど存在し、降水量、気温、風向風速、日照時間、積雪深、気圧、湿度、日射量、天気、視程など、様々な気象要素を観測しています。
 地上気象観測所は古いものだと明治時代から気象観測を行っており、昔からの観測データが蓄積されています。これら長期間にわたる観測データは気候変動に関する調査や研究に利用されています。
 沖縄県には地上気象観測所が8か所存在し、うち4地点は気象台、4地点は特別地域気象観測所になります。

気象台

 沖縄の観測地点:那覇、南大東島、宮古島、石垣島

 那覇(沖縄気象台)では、気象測器を用いた自動観測の他に、職員による目視観測を実施しています。写真は那覇の観測露場です。

特別地域気象観測所

 沖縄の観測地点:名護、久米島、西表島、与那国島

 過去には測候所が存在しましたが、現在は無人化されている観測地点です。 無人化に伴い、視程計を用いて視程の観測をおこなっています。 また、視程計、感雨器、湿度計などを組み合わせて大気現象の判別をおこなっています。 写真は久米島の観測露場です。

戻る