気象情報等で引用する過去事例

気象台では、過去事例と同様な雨が降ること等により、甚大な災害が発生するおそれがあり、過去に大きな災害をもたらした事例を 引き合いに出さないといけないほど危機感を持っている場合、気象情報や記者会見等で過去事例を引用し警戒を呼びかけます。

近畿地方で引用する過去事例の資料を掲載しています。これらは、過去の災害を調べ代表的な事例として選んでいます。 引用する過去事例については、今後も必要に応じて見直しを行います。

<大雨、暴風、高潮事例>

  • 平成30年(2018年)台風第21号[PDF:950KB]記録的な暴風・高潮
    • 台風は、非常に強い勢力で徳島県南部に上陸し、その後、神戸市付近に再上陸。
    • 近畿地方では猛烈な風を観測し、大阪市や神戸市では過去の最高潮位を超える値を観測。
  • 平成30年(2018年)7月豪雨[PDF:728KB]京都府、兵庫県で特別警報
    • 前線や台風の影響により、西日本を中心に全国的に広い範囲で記録的な大雨。
    • 岐阜、京都、兵庫、岡山、鳥取、広島、愛媛、高知、福岡、佐賀、長崎の1府10県に特別警報を発表。
  • 平成25年(2013年)台風第18号[PDF:519KB]京都府、滋賀県で特別警報
    • 台風は、潮岬の南海上を通って、暴風域を伴って愛知県豊橋市付近に上陸。
    • 京都府、滋賀県、福井県に特別警報を発表。
  • 平成23年(2011年)台風第12号[PDF:600KB]紀伊半島大水害
    • 台風は、発達しながらゆっくりとした速さで北上し、高知県東部に上陸し、その後、岡山県南部に再上陸。
    • 総降水量は紀伊半島を中心に広い範囲で1000ミリを超え、山沿いを中心に広い範囲で記録的な大雨。
  • 平成16年(2004年)台風第23号[PDF:502KB]由良川、円山川、加古川、出石川で氾濫や決壊
    • 台風は、大型の強い勢力で高知県土佐清水市付近に上陸し、その後、高知県室戸市付近、大阪府南部に再上陸。
    • 兵庫県では円山川、出石川が、京都府では由良川が氾濫や決壊し浸水害が発生。

<大雪事例>


【参考】災害をもたらした気象事例