徳島県の災害事例
平成19年8月2日から3日にかけての台風第5号による災害について
台風第5号は非常に強い台風となって日本の南海上を北上した。その後、四国の南海上から豊後水道を北上し、8月2日18時頃に強い勢力で宮崎県日向市付近に上陸した。上陸後は勢力を弱めながら大分県を北上し、3日1時過ぎに山口県宇部市付近に再上陸して3日4時には萩市の北北東、約40キロメートルの日本海に進んだ。
徳島県では、台風第5号が種子島の東海上に進んだ2日の朝のうちから雨が降り始め、最接近する2日の夜遅くから3日の明け方にかけて局地的に激しい雨を降らせた。このため、佐那河内村・神山町・美馬市木屋平・三好市東祖谷・三好市西祖屋山村において土砂災害の危険が非常に高まったため土砂災害警戒情報を発表した。
災害概況(3日17時00分現在、徳島県調べ)
人的被害 なし
家屋被害 一部損壊1棟
避難状況 自主避難:15市町 118世帯 157人
道路規制 24箇所
交通機関 公共交通機関等の運休多数
農林・水産被害額 133(百万円)
資料 | 作成者 | 作成日 | 概要 |
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2007年8月2日の徳島県 における強風 強雨 大雨 による強風害 山がけ崩れ害 海上波浪害 | 徳島地方気象台 | 2019-11-25 | 2007年8月2日の徳島県 における強風 強雨 大雨 による強風害 山がけ崩れ害 海上波浪害 |
平成19年8月2日から3日にかけての台風第5号による災害について(徳島県の気象速報) | 徳島地方気象台 | 2019-11-25 | 平成19年8月2日から3日にかけての台風第5号による災害について(徳島県の気象速報) |