徳島県の災害事例

平成20年6月29日の梅雨前線による大雨について

6月28日夜から29日朝にかけて梅雨前線が活発化しながらゆっくり四国付近を通過した。この梅雨前線に向かって南から暖かく非常に湿った空気が流れ込んだため、徳島県南部を中心に大気の状態が非常に不安定となった。さらに、南風による地形的な風の収束も加わって徳島県南部では強い雨雲が次々と流れ込み、美波町日和佐では観測史上第1位となる1時間96ミリを観測するなど、記録的な大雨となった。

被害状況(6月29日17時00分現在 徳島県調べ)
人的被害 負傷者2名(軽傷)
床上浸水 11棟
床下浸水 78棟
土砂崩れ 1箇所
避難状況 避難指示 1世帯(美波町北河内久望)、    
避難勧告67世帯(阿南市福井町大西地区)
道路規制 14箇所
交通機関 JR牟岐線で運休や遅れ

資料 作成者 作成日 概要
2008年6月29日の徳島県 における大雨 強雨 による浸水害 地すべり害 山がけ崩れ害 徳島地方気象台 2019-11-25 2008年6月29日の徳島県 における大雨 強雨 による浸水害 地すべり害 山がけ崩れ害
平成20年6月29日の梅雨前線による大雨について(徳島県の気象速報) 徳島地方気象台 2019-11-25 平成20年6月29日の梅雨前線による大雨について(徳島県の気象速報)