和歌山県及び周辺で発生する地震

和歌山県及び周辺で発生する地震

 和歌山県及び周辺では、①陸域のプレート内、②沈み込むフィリピン海プレート内部、③プレート境界という3パターンの地震が発生しています。
 ①の陸域のプレート内の地震は、紀北から紀中にかけての浅い場所で主に発生しています。和歌山市付近から日ノ岬にかけての沿岸部は、定常的に地震活動が活発な場所があります。震源が浅いため、体に感じるような震度1以上の地震も多く、規模が小さい地震でも局所的に強い揺れになることがあります。2011年7月5日の和歌山県北部の地震(M5.5、深さ7km、最大震度5強)や、2021年3月5日の和歌山県北部の地震(M4.6、深さ4km、最大震度5弱)などが陸域プレート内の浅い地震です。
 ②の沈み込むフィリピン海プレート内部の地震は、三重県から紀伊水道にかけてのやや深い深さ30~70kmの場所で発生しています。この場所ではM5以上の地震が時々発生しており、1999年8月21日の和歌山県北部の地震(M5.6、深さ66km)では最大震度5弱を観測するなど、強い揺れになることもあります。
 ③プレート境界や紀伊半島南側の海域の地震は、前述の地震に比べると数は少ないですが、2004年9月5日の三重県南東沖の地震(M7.4、深さ44km、最大震度5弱)、2016年4月1日の三重県南東沖の地震(M6.5、深さ29km、最大震度4)など、M7前後の地震が発生しています。なお、M8を超えるような南海トラフ地震もプレート境界の地震で、概ね100~150年間隔で繰り返し発生している大規模地震です。

震央分布図

震央分布図及び青矩形内の南北断面
1997年10月1日~2021年12月31日、深さ0~90km、M≧1.5


 和歌山県内で震度1以上を観測する地震は、1年間に100回前後発生していますが、そのほとんどが震度1や震度2で、和歌山県北部の浅い地震が主体です。
 また、和歌山県内で震度4以上を観測する地震は、平均すると年に1回程度発生しており、和歌山県外の地震もあります。

和歌山県内で震度1以上を
観測した地震の震央分布図
2000年1月1日~2021年12月31日

和歌山県内で震度4以上を
観測した地震の震央分布図
2000年1月1日~2021年12月31日

和歌山県内で震度1以上を 
観測した地震の年別発生回数
2000年1月1日~2021年12月31日

和歌山県内で震度4以上を
観測した地震の発生状況 
2000年1月1日~2021年12月31日