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関東地震から100年

~あの日を忘れずに、その日に備える~

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多機能型震度計


 震度の観測は、1992(平成 4)から震度計を用いて自動で行っています。
 横浜地方気象台の多機能型震度計は、地下室に設置した感部でとらえた地震の信号を、観測予報作業室に設置した処理部に送られ、震度情報の信号となります。
 震度の情報は電話回線で気象庁本庁にデータが送られ、各地の震度の情報として公表されます。
 もし、電話回線が不通となっても無線に切り替えて送信されます。
 多機能型震度計は、単独観測点で地震の規模や震源の位置を推定する機能を有し、気象庁本庁で処理をしていた震源決定をこの震度観測装置でも行うこととなり、負荷分散を図ることが可能となりました。
多機能型震度計処理部
多機能型震度計の処理部です。
下半分は蓄電池で、停電となった場合でも震度観測が途切れないようにしています。
多機能型震度計感部
多機能型震度計の感部です。
多機能型震度計感部
多機能型震度計の感部(品質管理用)です。
2個の感部で観測することで、片方が故障した場合に誤った観測を避けることができます。
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