大阪管区気象台の沿革

国土交通省気象庁の地方支分部局である大阪管区気象台は、現在、大阪城(市内 中央区)のすぐ近くに位置する大阪合同庁舎第4号館に入居し、ここで24時間365日、休むことなく各種の観測を行うとともに、みなさまの日々の生活に密着する天気予報や、大雨・地震・津波などに対する防災情報の発表など、気象・防災業務に取り組んでいます。その原点を辿っていくと、大阪府での初めて気象観測は、勧業上の必要から明治12年(1879年)6月1日に警察本部内で1日3回行われたものが最初であり、その後、明治15年(1882年)7月1日に大阪市北区堂島梅田橋南詰(現在の大阪地方検察庁付近)に大阪府の組織として大阪測候所が設立、以後、大阪市内での6回の移転、昭和13年(1938年)の国営移管、翌年の大阪管区気象台への組織改編を経て、現在に至っています。

大阪管区気象台の移転履歴PDF

大阪管区気象台の移転履歴

大阪管区気象台の前身である大阪測候所は、1882年7月1日に大阪市北区堂島梅田橋南詰に設置され、その後、6回の移転を経て現在の場所(大阪市中央区大手前)に至っています。気象台の沿革についてご覧いただけます。

大阪管区気象台140年の変遷

こちらは大阪市立科学館の広報誌「うちゅう9月号」からの転載です。

大阪検潮所の移転履歴PDF

大阪検潮所の移転履歴

検潮所は、海面の高さ(潮位)を観測する施設です。大阪検潮所を設置して大阪湾の潮位を常時観測してきました。大阪検潮所の移転履歴を辿りながら、これまでどんな場所で潮位を観測してきたかご覧いただけます。

大阪管区気象台における観測の歴史PDF

大阪管区気象台における観測の歴史

大阪管区気象台での地上気象観測の履歴をまとめました。観測場所や観測する測器の変遷、当時の観測風景などをご覧いただけます。

大阪気象レーダー観測の歴史PDF

大阪気象レーダー観測の歴史

気象レーダーは、現在半径約400kmの広範囲内に存在する雨や雪を観測しています。大阪管区気象台での気象レーダー観測の履歴を当時の写真とともにご覧いただけます。