2024年3月26日 第98号(冬季号)
航空気象観測について
航空気象観測では、観測装置が自動で観測を行う要素(風・気圧・気温等)以外にも、人間が目や耳で観測する要素があります。これらを、まとめて目視観測といいます。目視観測項目には視程(空港とその周辺の見通せる距離)、大気現象(雷・雨・霧など)、雲(量・形・高さ)があります。今回は目視観測について紹介します。また、東京航空地方気象台では航空気象観測の利用価値を高める取組として、令和 5 年度に羽田空港を離発着する航空会社を対象にアンケートを実施しました。今号では、このアンケートの結果もご紹介します。