香川県の災害事例

平成16年台風第10号に伴う7月30日から8月2日にかけての大雨

水防本部を県及び土庄町を除く全市町で設置した。坂出市与島で軽傷者が1名発生。住家被害では1棟が一部損壊(非住家一部損壊5棟)し、浸水被害が中・西部沿岸部で高潮等により床下浸水が約50棟発生した。公共土木被害は、東かがわ市の山間部で大雨のため国道377号と県道9箇所で通行止めとなり、同市内の県道で1箇所土砂崩れがあり通行止めとなった。農林水産被害は、強風による果実の落果や傷みを中心に推定で約5,700万円の被害があった。交通関係では、空の便が31日午前中の東京便を除く20便が欠航した。海の便は同日高松-大阪天保山の高速船が始発から全便欠航、高松と神戸、宇野間の便等も夕方から欠航し、高松-大阪天保山の高速船と高松-土庄間の高速艇は1日午前中も欠航した。陸の便はJR瀬戸大橋線が31日8時頃から宇多津-児島間で運転を見合わせ、土讃線も18時以降の運転を一部の普通列車を除き取り止めた。なお、JR瀬戸大橋線は1日始発から平常運転始めるなど通常に戻りつつあったが、徳島、高知両県の大雨による乱れが続いた。高速道路は瀬戸中央道で31日9時45分から全面通行止めとなった。その他、高潮による道路冠水があり、1日0時頃を中心に高松市朝日町や北浜町などの県道3箇所で最大2時間半の通行規制が実施され、2日0時前後にも高松市城東町と朝日町で通行規制が行われた。

資料 作成者 作成日 概要
2004年7月31日の香川県 における強風 波浪 高潮 による強風害 海上波浪害 浸水(海水)害 高松地方気象台 2019-12-05 2004年7月31日の香川県 における強風 波浪 高潮 による強風害 海上波浪害 浸水(海水)害