・5日、大雨による高松空港周辺視界不良により高松空港発着便3往復6便が欠航（災害発生時刻は、5日13時15分高松空港着便が引き返した時刻とした）。
・5日、JR四国管内の一部区間で運転見合わせ。6日～8日にかけては瀬戸大橋線を含むほぼ全線で運転見合わせ（9日、一部区間から徐々に運転再開）。
・6日01時頃、県道186号（坂出市王越町乃生～大屋富町の間）で崩土により全面通行止め。その他、県道、県管理国道で事前規制、崩土、落石、路肩損壊等による全面通行止め多数。
・6日07時頃、高松市屋島東町の住宅裏山斜面が崩れ土砂が住宅に流れ込み、男性が軽傷。
・6日07時05分、三豊市詫間町粟島の県道261号で路肩崩壊。この影響で配水管破断し断水。
・6日、高松空港発着便3往復6便が欠航。台北発高松空港着便が中部国際空港にダイバート。
・6日23時20分、国道32号（三豊市）で雨量規制により全面通行止め。
・7日05時30分、瀬戸中央自動車道（早島IC～坂出ICの間）で雨量規制により全面通行止め。高松自動車道（高松檀紙IC～大野原IC間、津田寒川IC～高松東ICの間、坂出IC～坂出JCTの間）雨量規制により全面通行止め。
・7日、金倉川（まんのう町岸上、丸亀市金倉町）、財田川（三豊市豊中町）で河川堤防損傷。その他、河川被害多数。
・7日12時頃、JR予讃線（本山駅～観音寺駅の間、三豊市豊中町）の財田川に架かる橋梁が損傷し軌道が損傷（8月9日復旧）。
・7日、丸亀市で丸亀城の石垣が幅約約30m、高さ約7mにわたって崩落。
・7日、大雨および土砂崩れの影響により、県内で1250戸が停電。
・県内で住家一部損壊11棟、非住家全壊2棟、住家床上浸水1棟、床下浸水9棟。
・公共土木施設被害（県、市町の合計）156箇所、被害金額約189130万円。
・農林水産物被害金額320万円、農林水産施設等被害金額183950万円。
・漂流ゴミ（海ゴミ）の発生（回収量約1470立方メートル、重量約338トン）。
※四国地方整備局への聞き取りにより、重量は比重0.23t/立方メートルで算出。
※JR各線等、公共交通機関の運休、遅延、欠航は多数にわたるため具体数は不明。