海南町 津波十訓

昭和南海地震

所在地:海南町浅川(現:海陽町浅川)

10kun

海南町役場 浅川出張所前

平成8年12月建立


津波十訓

  1. 南海地震津波の最高潮位標識をみよ。それより高い津波もあることに注意せよ。
  2. 非常時の最小限の持出品の準備を日頃よりおこたるな。
  3. わが家の緊急時の避難道、避難場所を日頃より定めておけ。
  4. 携帯ラジオ等を常備し、停電時でも正確な情報を知れ。デマにまどわされるな。
  5. 真剣に防災訓練に参加せよ。日頃の訓練、それが緊急時にわが身を救うと心得よ。
  6. 「津波警報」がでれば、直ちに近くの高い所に避難せよ。もし、津波が来なかったら幸いと思え。
  7. 大地震のあと、直ちに津波が来襲すると思え。津波の来襲前に海水は必ずひくとは限らない。
  8. 大地震のあと、車で防潮堤外の埋立地に入るな。門扉が閉じられ、車も命もなくすことがあることを知れ。
  9. 津波は必ず数回やってくる。避難後、警報が解除されるまで避難所で待機せよ。命より大切なものはない。
  10. 沖で地震を感じたら、直ちに湾外の深いところへ船を移動せよ。湾内では直ちに下船し緊急避難せよ。