ウィンドプロファイラとは
地上に設置したアンテナから電波が発射されると、大気の乱れや雨粒によって電波が反射されます。このとき風向や風速の違いで反射される電波が変化する性質を利用して、最大12kmまでの高さの風向・風速を10分ごとに観測することができます。
南大東島地方気象台では2003年4月から運用されており、2014年3月に機器の更新が行われました。
ウィンドプロファイラによって得られた情報は、天気予報の精度を上げたり、局地的な大雨などを予測して災害を防いだりするために利用されています。
なお、ウィンドプロファイラとは、「ウィンド(風)のプロファイル(横顔・側面図)を描くもの」という意味です。