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新千歳航空測候所
 
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予報の発表例


 TAF RJCC 100510Z 1006/1112 34008KT 9999 FEW020 BKN050
                 BECMG 1013/1015 15006KT
                 TEMPO 1018/1100 3000 -SHRA BR BKN008

上記の発表例は、新千歳空港(地点略号RJCC)における、10日06UTC発表、有効時間が10日06UTC(協定世界時)から11日12UTCまでの30時間の飛行場予報です。

この予報に書かれている内容は次のとおりです。

有効時間内の平均的な気象状況は、風が340度8ノット、卓越視程(1)が10キロメートル以上、 雲量8分の1~2で雲底の高さ2000フィートの雲と、その上空に雲量8分の5~7で、雲底の高さ(2)5000フィートの雲がかかるでしょう。

(2行目)10日13UTC~15UTCには風が150度6ノットに変化するでしょう。

(3行目)10日18UTC~11日00UTCの間には一時的に卓越視程が3000メートルで、弱い雨ともやがあり、雲量8分の5~7で雲底の高さ800フィートの雲がかかるでしょう。


用語解説

(1)卓越視程

地平円の全方向の視程を観測したとき、地平円の半分(180度)またはそれ以上の範囲に共通した最大水平視程。

(2)雲底の高さ

飛行場の標高から雲の底面までの高さ。