静岡県の気象災害:災害時気象資料
トピック
- 1958年9月26日 台風第22号(狩野川台風):最盛期の中心気圧は880hPaを記録しました。この時、関東南岸には前線が停滞していたため、台風の接近で前線の活動が活発化し、伊豆半島の中部を中心に激しい雨を降らせました。 ▶概要(気象庁HP) ▶県内降水量分布と被害状況 [PDF]
- 1974年7月7日 台風第8号(七夕豪雨):台風第8号により日本付近に停滞していた梅雨前線の活動が活発化し、県内に記録的な大雨を降らせました。静岡市では24時間の降水量が508mmを記録、各地で川の氾濫や住宅への浸水など、多大な被害が発生しました。 ▶概要(気象庁HP) ▶静岡県気象災害小史(特別I) [PDF] ▶県内降水量分布と被害状況 [PDF]
- 静岡県気象災害小史:静岡県気象災害小史は、平成23年度ふじのくに防災フェロー養成講座の修了研修の成果として静岡地方気象台遠山忠昭予報官と静岡大学防災総合センター牛山素行教授がまとめた資料です。1990年~2015年に発生した浸水害を中心に67事例を掲載しております。 ▶本資料の構成について[PDF] ▶index(降水量・被害一覧)[PDF]
災害時気象資料(気象速報・農業気象災害速報・現地災害調査報告)
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県内へ影響を及ぼした期間・名称 | 要因 | 現象 | 被害内容 | 気象概況、災害時気象資料 |
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2022/9/23 | 台風第15号 | 突風 | 鉄骨系プレハブ倉庫の比較的広い範囲での屋根ふき材のはく離等 |
9月23日、台風第15号の接近により静岡県には南から湿った空気が流れ込んだため大気の状態が非常に不安定となり、活発な積乱雲が発生した。静岡県御前崎市から牧之原市付近では突風が発生した時間帯には、活発な積乱雲が通過中であった。 現地災害調査報告~令和4年9月23日に静岡県御前崎市から牧之原市にかけて発生した突風について~[PDF] |
2022/9/23~9/24 | 台風第15号 | 大雨 | 浸水害や土砂災害等 |
9月23日から24日にかけて、台風第15号の影響により、静岡県では中部、西部、東部で猛烈な雨が降り、死者、行方不明者など人的被害や床上浸水など住家等の被害、交通障害やライフラインへの大きな影響があった。 令和4年台風第15号に関する静岡県気象速報[PDF] |
2022/8/12~8/14 | 台風第8号 | 大雨 | 浸水害や土砂災害等 |
8月12日から14日にかけて、台風第8号の接近・通過により、山地を中心に静岡県の広い範囲で大雨となり、14日には松崎町で浸水害や土砂災害が発生した。 令和4年台風第8号に関する静岡県気象速報[PDF] |
2022/5/27 | 不安定 | 突風 | 鉄骨造りの倉庫の屋根の飛散 |
5月27日、気圧の谷の接近により静岡県には南から暖かく湿った空気が流れ込んでいた。また、静岡県の上空約5500メートルには、氷点下12度以下の寒気が流入していた影響で、大気の状態が非常に不安定となり、活発な積乱雲が発生した。静岡県富士市で突風が発生した時間帯には、活発な積乱雲が通過中であった。 現地災害調査報告~令和4年5月27日に静岡県富士市で発生した突風について~[PDF] |
2021/6/30~7/4 | 前線 | 大雨 | 土砂災害等 |
6月30日から7月4日にかけて、本州付近に停滞した梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだため大気の状態が不安定となり、断続的に雨となった。静岡県では、2日夜遅くから3日朝にかけて、遠州北、中部、東部、伊豆北の広い範囲で非常に激しい雨となり、伊豆市天城山で571.0ミリとなった。熱海市伊豆山地区において7月3日10時30分頃、土石流が発生し長さ1㎞、最大幅120mにわたる範囲が被災した。 令和3年6月30日~7月4日の大雨に関する静岡県気象速報[PDF] |
2021/5/1 | 不安定 | 突風 | 住家の屋根の損壊 |
5月1日、日本海中部に前線を伴った発達中の低気圧があって東北東に進んでいた。また、静岡県の上空約5500メートルには、氷点下18度以下の寒気が流入していた影響で、大気の状態が非常に不安定となり、活発な積乱雲が発生した。静岡県菊川市から牧之原市で突風が発生した時間帯には、活発な積乱雲が通過中であった。 現地災害調査報告~令和3年5月1日に静岡県菊川市から牧之原市にかけて発生した突風について~[PDF] |