気象台の仕事 - 天気予報の発表

天気予報の種類


 気象台ではいろいろな種類の天気予報を発表しています。


今日、明日、明後日までの天気予報

 各県をいくつかの「細分区域」に分け、それぞれの地域ごとに明後日までの天気予報を、毎日3回発表しています。
 福岡県の細分区域

 また、6時間ごとの降水確率や、最高気温、最低気温、3時間ごとの気温や天気の変化などを示す時系列予報
 天気の分布を20キロメートル四方ごとに区切って示す分布予報など、詳しい予報を発表しています。


時系列予報の例


時系列予報の例


分布予報の例


分布予報の例

週間天気予報

 1週間先までの日々の天気・降水確率、最高気温、最低気温の予想を発表します。



1ヶ月予報

 1ヶ月先までの気温、降水量、日照について、おおよその天候の予想を発表します。毎週木曜日に発表します。



3ヶ月予報

 3ヶ月先までの気温、降水量、日照について、おおよその天候の予想を発表します。毎月25日ころ発表します。



季節予報(暖候期予報、寒候期予報)

 暖候期予報は2月、寒候期予報は9月の3か月予報と同時に、これから先の半年間の気温、降水量、日照についての大まかな天候の予想を発表します。



台風の進路予報

 台風が発生して日本に影響がありそうなときなどに、台風の72時間先までの進路や強度の予想を発表します。さらに3日(72時間)先も引き続き台風であると予想される時には5日(120時間)先までの台風の進路をお知らせします。




天気予報ができるまで



 地上気象観測、海洋気象観測、高層気象観測、気象衛星など世界各国で同時に観測した気温や風などのデータや、レーダー気象観測、地域気象観測(アメダス)など日本国内の観測データを気象庁のスーパーコンピュータに集めます。

 この観測データをもとに将来の大気の状態を計算し、全国の気象台などに送ります。気象台ではこれをもとに天気予報を発表します。

 大雨や強風などによって災害が発生するおそれがあるときは、気象台では特別警報警報注意報気象情報などを発表します。

 天気予報や特別警報や警報、注意報、気象情報などは防災機関、報道機関などへ送られ、国民の皆さんへお知らせします。