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〒901-0143 沖縄県那覇市安次嶺531-3 那覇空港統合庁舎内
(代表)TEL098-857-3192 平日08時30分~17時15分

雨量計

概要

那覇空港には、『転倒ます型雨量計』が1基、滑走路中央にある露場に設置されています。  (注)露場=周囲の人工物の影響を受けないよう配慮した場所

観測要素

降水量

ある時間内に地表の水平面(又は地表の水平投影面)に達した降水の量をいい、水の深さをmm単位で表します。
降水現象の強度の判断のための資料や、飛行場施設(特に滑走路)の供用・管理のための資料などに用いられます。

降水の瞬間強度

降水時における瞬間の強さをいい、mm/h単位で表します。
大気現象(特に降水現象)の強度の判断のための資料や、飛行場施設(特に滑走路)の供用・管理のための資料などに用いられます。瞬間的に強い雨が降ると滑走路の排水が間に合わず滑走路面とタイヤとの間に水が入り込み、航空機のブレーキ等が効かなくなる現象(ハイドロプレーニング現象)を起こす恐れが生じます。

観測原理

転倒ます型雨量計

感部の上面が受水口となっており、ここから入った雨水が濾水器を経て転倒ますへ注がれます。注がれた雨水が降水量0.5mm分に達すると転倒ますが逆側へ転倒し、この転倒回数から降水量を算出します。また、ますの転倒間隔から降水強度も観測しています。
雨量計のさらに外側を囲む円筒状の金属板は助炭と呼ばれ、受水口周辺の風の流れを安定させ雨水の捕捉率を上げる役割を持ちます。

※ 詳細については、気象庁HPの「雨量計/観測の原理」をご覧下さい。


バナースペース

那覇航空測候所

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